日経225とレバレッジ

レバレッジ取引とは、取引金額の一部を証拠金として証券会社に預けることで、預けた金額の何十倍もの取引をすることです。レバレッジとは、日本語で「てこ」をさします。つまり、日経225のレバレッジ取引は、てこのように少ない資金で大きな金額を動かして取引をすることをいいます。株式でいえば、信用取引がこれに相当します。株式のレバレッジ効果が約3倍であるのに対して、日経225先物では20倍以上ものレバレッジ効果があります。日経225miniや日経225オプションも、株式よりもはるかに高いレバレッジ効果があります。yyこのレバレッジ効果が、ハイリスク・ハイリターンといわれるゆえんです。少ない取引で大きな利益を生み出す日経225は、確かに魅力的な商品です。しかし、絶対に利益がでるとばかりはかぎりません。日経225先物などでは、将来のことを予測して売買注文をだします。その将来のことは、だれにもわからないのです。もしかしたら、レバレッジ効果によって、大きな損失がでるかもしれません。そのリスクを頭に入れておき、運用にあてる資産の一部で取引を行うようにするのをリスク管理といいます。